活版印刷はかわいい

 KAPPAN WEST 2019へ行ってきました!
 大阪・堺筋本町のbriq SHINSO BLDGで開催された、西日本最大級の活版印刷イベントです。

 「活版印刷」と騒いでいるのは、OFFICE ASOBUだけではありません。
 いま、活版印刷は注目を浴びています。
 デジタル印刷の溢れた現代において、素朴な活版印刷が見直されています。アナログならではの味わい。その魅力に取り憑かれた人たちが作品づくりの道具として活版印刷を利用しています。

 「活版印刷」って言葉は、ちょっと堅いですよね。
 なんだか男っぽい。
 実際、活版印刷が印刷のメインだった頃は、活版印刷工は男性ばかりだったようです。
 ところが今は、女子のカッパニスト(活版印刷工)も多く、このようなイベントには紙モノや文具好きの女子たちが溢れています!

 デザイン×活版印刷の新しいムーブメントです。

 当日はイベントに夢中で、写真を撮ることすら忘れていました……。
 物販だけでなく、様々なワークショップ(実際に、自分で印刷できます!)、カッパニストの方々とおしゃべりできました。デザインから紙(素材)選び、印刷までほとんどすべての工程を自ら行っているので、カッパニストは楽しげに色々話してくれます。
 カッパニストによって、作品の味わいがまったく違うのもまた面白いです。

 今年もまた素敵な出会いがたくさんありました。

 ここに挙げたのは、ほんの一部。
 みなさんの思う活版印刷と違っていましたか?

 淡路島でも活版印刷の魅力を伝えていきたいです。